疫病神(やくびょうがみ)とは

日本の疫病神について、中国の疫病神の影響を受けたことが言われていますが、何人一組で行動するとされていますか?

ようかい博士
ようかい博士
こんにちは。今回は疫病神(やくびょうがみ)という妖怪についてのお話をしますね。
はい、博士! 疫病神っていう妖怪、どんな妖怪なんですか?
知りたがりの子供
知りたがりの子供
ようかい博士
ようかい博士
そうですね。世の中に疫病をもたらすとされているんですよ。家のなかに入って人びとを病気にしたり、災いをもたらすと考えられてもいるんですよ。
人を不幸にすんですか??悪い妖怪ですね。
知りたがりの子供
知りたがりの子供
ようかい博士
ようかい博士
そうですね。存在自体が悪ですね。
えーっ! 出会いたくないな・・・・。他にも知りたいのでもっと詳しく教えてください。
知りたがりの子供
知りたがりの子供

疫病神(やくびょうがみ)

 

その昔、エヤミノカミと呼ばれる疫病神が、単独または5人1組で町や村を徘徊し、病気を蔓延させた。

病気を防ぐため、昔の人々は大きな人形や草履を作り、村の入り口に吊るした。そうすることで、疫病神が村に入ってこないように威嚇できると信じられていたのだ。

この風習は今でも各地で行われており、「疫病送り」と呼ばれている。

また、毎月3日に小豆粥を炊くと、疫病神が家に入らなくなるとも言われている。これは、自分が疫病神であることを知らない男が道案内をし、そのお礼に疫病神自身がそのことを教えたからだと言われている。

多くの妖怪が中国の影響を受けているように、疫病神についても同じことが言える。

中国の疫病神は5人1組で行動し、うち4人は目が見えず、残りの1人が他の全員の目となって、誰を病気にするかを決めると言われている。これを「一目五先生」という。日本の疫病神が5人一組で登場するのは、もともと中国の疫病神に由来する。

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