山爺(やまじじい)とは
山爺と呼ばれる存在の特徴として正しいものはどれでしょうか?

ようかい博士
こんにちは。 山爺(やまじじい)という妖怪についてのお話をしますね。
はい、博士! 山爺っていう妖怪、初耳です。ヤマンバみたいな感じの妖怪なんですか?

知りたがりの子供

ようかい博士
少し違いますね。片目と片足しかない老人のような風貌をした 妖怪なんですよ。
もうそれは化け物みたいですね。夜道であったら気絶してしまいますよ。

知りたがりの子供

ようかい博士
そうですね。歯がとても丈夫で、大根を噛み千切るように猿の頭を噛み千切ることができたそうですよ。
えーっ! めちゃめちゃ歯と顎が強いじゃないですか?!色々知りたいのでもっと詳しく教えてください。

知りたがりの子供
山爺(やまじじい)
土佐(現・高知県)藩の山の役人だった春木次郎繁則という男がいた。彼は土佐郡本川郷という山村で働いていた。宝暦元年(1751年)、彼が40歳のときの日記に、ある山爺のことが書かれている。
日記によれば、「山爺」は「山鬼」であった。片目と片足しかない老人のような風貌で、藁の雨合羽を着ていたという。
山爺を目撃した人はほとんどいないが、大雪の日、村の外の道に杵で押したような丸い跡があり、村人は「山爺の足跡だろう」と言った。
山爺は人間のようで、全身に鼠色の短い毛が生え、目が大きく光っていたという話もある。また、歯がとても丈夫で、大根を噛み千切るように猿の頭を噛み千切ることができたという話もある。狼でさえこの山の山爺を恐れたと言われ、そのような光景を目撃した者は誰でも恐怖を感じただろう。
猟師たちは小屋で寝るとき、山爺に毛皮を取られないように、小屋の周りに動物の骨を置いたと言われており、それが呪(まじな)いを生かす唯一の方法だったに違いない。