人型の妖怪
疫病神(やくびょうがみ)とは

疫病神(やくびょうがみ)   その昔、エヤミノカミと呼ばれる疫病神が、単独または5人1組で町や村を徘徊し、病気を蔓延させた。 病気を防ぐため、昔の人々は大きな人形や草履を作り、村の入り口に吊るした。そうすること […]

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塗仏(ぬりぼとけ)とは

塗仏(ぬりぼとけ)   昔はどの家でも仏壇を大切にしていた。その家の人々の拠り所だったからだ。火事になれば、多くの人はまず仏壇を家から運び出すことを優先した。   しかし、中には仏壇を粗末に扱う不信心 […]

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一つ目小僧とは

一つ目小僧   江戸四谷に喜右衛門という者が住んでいて、鶉(うずら)の行商をしていた。   ある日、麻布のとある古びた武家屋敷を通りかかると、屋敷から人が出てきて鶉を求めた。鶉を渡し、代金を受け取る間 […]

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高女(たかおんな)とは

高女   遊女屋などの二階を覗いて歩く女の妖怪である。嫉妬深く、しかも男に相手にされない醜女が、この妖怪になるといわれているが、鬼の一種だという説もある。   和歌山の方には、高女房という鬼女の話があ […]

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山爺(やまじじい)とは

山爺(やまじじい)   土佐(現・高知県)藩の山の役人だった春木次郎繁則という男がいた。彼は土佐郡本川郷という山村で働いていた。宝暦元年(1751年)、彼が40歳のときの日記に、ある山爺のことが書かれている。 […]

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夜行遊女とは

夜行遊女   夜行遊女とは、難産で亡くなった女性の霊で、いつも赤ん坊を抱いている。   源頼光の四天王の一人、卜部季武(うらべのすえたけ)は、美濃(現在の岐阜県)に夜行遊女が現れると聞き、度胸試しに美 […]

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雪女とは

雪女 雪の降る夜に現れ、場所によっては雪女郎(ゆきじょうろ)とも呼ばれる。東北地方のあるマタギが体験した雪女について次のような話をした。 子供の頃、父に猟に連れて行ってもらったが、獲物は何もなかった。夕方から雪が降り出し […]

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お歯黒べったりとは

お歯黒べったり 昔、花嫁になる人の歯は鉄漿で黒く染められていた。その姿をみてお歯黒といったが、黒い歯をむき出しにして微笑む姿を想像すると、不気味すぎてそれだけで妖怪の範疇に入ってしまう。 言うまでもないが、お歯黒べったり […]

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二口女(ふたくちおんな)とは

二口女   昔、下総(現・千葉県北部、 茨城県南西部) にある女がいて、自分の子だけ愛し、先妻の子に食物を与えなかったので、継子は病気となって餓死した。   その子の四十九日目に、その家に薪を割る男が […]

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河童とは

河童 水の妖怪のナンバーワンであり、全国各地に出没する。 全国規模だけあって、カッパ、ガタロ、カワワロというように、土地ごとに名前があり、姿の特徴も、甲羅があったりなかったりと、細かい部分では異なる。   共通 […]

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