コックリさんとは

コックリさんとは何の儀式ですか?

ようかい博士
ようかい博士
こんにちは。今回はコックリさんという妖怪についてのお話をしますね。
はい、博士!コックリさんっていう妖怪、めちゃくちゃ怖いお話ですよね。
知りたがりの子供
知りたがりの子供
ようかい博士
ようかい博士
そうですね。子供たちの間で広まって、一種の遊びや霊体験として知られているよ。
えっ、どんな遊びなんですか?
知りたがりの子供
知りたがりの子供
ようかい博士
ようかい博士
知りたいことを教えてもらう儀式で、紙とコインがあれば簡単にできるんですよ。
えーっ!僕も色々知りたいことがあるのでもっと詳しく教えてください。
知りたがりの子供
知りたがりの子供

コックリさん

 

昭和四十八年ころ、小中学生の間でコックリさんが爆発的に流行した狐狗狸さんとも書かれるように、狐などの霊をよび出して、知りたい事柄を教えてもらう儀式なのだが、その霊が人に取り憑いたり、あらぬ凶事を予言したりした例もあるそうである。

 

その一般的な方法は、一枚の紙に鳥居と五十音、数字、そして答えるための「はい」と「いいえ」などの文字を書き入れる。そして紙の上に十円硬貨を置き、三人がその硬貨を人差し指で押さえて、「コックリさん、コックリさん、おいで下さい」と唱える。すると十円硬貨に霊が乗り移り、三人それぞれの質問に答えてくれるという。

 

実は、コックリさんは明治二十年ごろにも大流行した歴史があり、当時の儀式装置は三本の竹の中央を紐で三叉に結び、その上に飯櫃の蓋を載せたものだった。

 

妖怪の存在を否定した井上円了博士は、この装置が「こっくりこっくり」と傾くことから、 コックリさんまたは御傾と名づけられたと説明している。また、発祥地は静岡県の下田であり、明治十七年ころに下田沖で難破したアメリカ帆船乗組員が、テーブル・ターニング(あるいはウィジャ盤)を人々に伝えたのがことの起こりだとも語っている。

 

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