ヒバゴンとは

ようかい博士

こんにちは。今回はヒバゴンという妖怪についてのお話をしますね。

はい、博士！ヒバゴンっていう妖怪、聞いたことがないのですがどんな妖怪のお話ですか？

知りたがりの子供

ようかい博士

そうですね。ヒバゴンは顔は逆三角形で人間に似ているが人間でもなく猿とかでもない妖怪なんですよ。

えっ、不思議な妖怪ですね。何をするんですか？？

知りたがりの子供

ようかい博士

一時期目撃情報が多発し、町役場でもヒバゴンに対応する課までできたんですが特に目撃情報以外何も詳しいことはわかっていないんですよ。

えーっ！僕も目撃した時のためにもっと詳しく教えてください。

知りたがりの子供

ヒバゴン

1970年頃に登場したとされるヒバゴンは、身長約150～160cm。頭部は逆三角形で、顔は人間に似ているが、猿でも人間でもない。

広島県北東部の比婆郡西条町（現・庄原市）の山林に出現したことから、「ヒバゴン」と名付けられた。地元の西条町役場は、飛び込んできたマスコミに対応するため、「類人猿課」と呼ばれる対策本部を設置した。

1970年、キノコを探しに山に入った小学生が、熊笹の間から巨大な頭が突き出ているのを目撃した。これを皮切りに、1975年頃まで目撃情報が相次ぎ、その後、完全に姿を消した。類人猿課は廃止され、同時に、自治体による「ヒバゴン騒動終息宣言」が出された。

その5年後、ここから100kmほど離れた福山市山野町でも同様のものが出現した。今度は、山野町にちなんで「ヤマゴン」と名付けられた。目撃者によると、ヒバゴンと同じだったそうだ。しかし、しばらくすると噂だけが残り、今では語る者もいなくなった。

結局、ヒバゴンの正体はわからないままだったようだ。