犬神とは

犬神信仰は、狐とともに行われることが多いが、どの地域では犬神のみが信仰の中心とされていることがあるか?

ようかい博士
ようかい博士
こんにちは。今回は犬神という妖怪についてのお話をしますね。
はい、博士!犬神っていう妖怪、犬の妖怪のお話ですか?
知りたがりの子供
知りたがりの子供
ようかい博士
ようかい博士
そうですね。犬神というけど神様ではなくて一般的には大きめのネズミぐらいの大きさぐらいの妖怪なんですよ。
犬神って妖怪は妖怪なんですか?何をするんですか??
知りたがりの子供
知りたがりの子供
ようかい博士
ようかい博士
これも色々伝承されていて、犬を殺すことでの呪いみたいな話が多いんですよ。
えーっ!とても残酷な話なんですね・・・・でももっと詳しく教えてください。
知りたがりの子供
知りたがりの子供

犬神

犬神信仰は、狐憑き、狐待ちと並んで、西日本で最も広く行われている犬の霊の憑依形態である。狐の棲まない四国を犬神の本場とする考え方もあるが、犬神信仰は最近まで大分県東部、島根県、四国北東部から高知県にかけて残っていた。犬神信仰の痕跡は、島根県西部から山口県、九州各地、遠くは薩南諸島や沖縄県にまで残っている。宮崎県、熊本県の久住群、屋久島では「インガメ」、種子島では「イリガミ」とも呼ばれる。漢字では「狗神」とも書くことがある。
平安時代(794~1185年)にはすでに禁止されていた呪術が民衆の間に広まったことが、犬神憑き現象の起源と考えられている。
犬は頭だけ生き埋めにし、柱につながれて目の前で餌を見せられ、餓死しそうになると首を切り落とされる。頭部は飛んで食べ物に食いつき、その頭は焼かれ、骨は器に入れられ、崇拝される。その首は永遠にその人に憑依し、その人の欲望を満たす。また、数匹の獰猛な犬と戦い、勝った犬に魚を与え、犬の首を切り落とし、残った魚を食べるという方法もある。大分県速見郡山香町(現・杵築市)には、実際にこの方法で犬の首を切り落とし、腐った頭に群がるウジ虫を干して「犬神(いぬがみ)」という名で売る、霊感商法のような巫女がいたという。

 

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